格安SIMって色々あるけど結局何がいいの?
格安SIMってよく聞くけど何がいいかわからない!そんな方向けの記事です。
あまりたくさん書きすぎても比較対象が増えすぎて困惑するので本記事ではdocomo、au、SoftBank、楽天モバイルのMNO事業者の格安プランに絞った記事となります。
※MNO事業者とは移動体通信事業者の事で自社で電波を発する基地局を持っている事業者を指します。
各キャリアの格安プラン
上記が各キャリアのサービスとなっております。
次で各サービスの特徴や料金などについて触れていきます。
※金額については原則税込での記載となります。
ahamo
月額料金 | 2,970円 |
データ通信量 | 20GB |
通話料 | 5分以内の通話は無料(超過分は30秒/22円) |
通話かけ放題オプション | 1,100円 |
スマホ販売 | 有り |
テザリング | 利用可能 |
通信方式 | 4G/5G |
契約事務手数料 | 無料 |
ahamoの特徴としてはワンプランでわかりやすい所です。
20GBと沢山使う方にはとってもおすすめなサービスです。
またスマホ自体もも限られてはいますが、比較的安価に購入することが可能です。
デメリットとしては20GBも利用しない方には向かないサービスとなります。
ただdocomoの回線が利用できる、5分以内の通話定額がデフォルトでついている事を考えるとトータルコストは実は安く、予約などの電話を頻繁にかける方にとってはとってもお得なプランです。
PAVO2.0
月額料金 | 0円〜 |
データ通信量 | トッピングにより異なる |
通話料 | 30秒/22円 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
スマホ販売 | 無し |
テザリング | 利用可能 |
通信方式 | 4G/5G |
契約事務手数料 | 無料 |
POVO2.0の特徴は基本料が0円からになっている所です。
但し0円で利用できる範囲は通話とSMSのみになります。
スマホで様々な通信サービスを利用するにはデータ通信量を別途購入する必要があります。
月額(正確には30日)ですと3GBで990円からの料金プランとなっております。
正直わかりにくいので個人的な見解としては無しかなと感じております。
LINEMO
月額料金 | 990円 or 2,480円 |
データ通信量 | 3GB or 20GB |
通話料 | 30秒/22円 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
スマホ販売 | 無し |
テザリング | 利用可能 |
通信方式 | 4G/5G |
契約事務手数料 | 無料 |
LINEMOの特徴は2プランでデータ使用量が少ない方向け、多い方向けに別れている所です。
MM総研調べによると、スマホユーザーの約60%が月3GB未満の利用と言う統計も出ておりますので、3GB未満の利用なら990円と1,000円以下で利用できるのはかなり魅力的です、
リリース当初は20GBプランの1つでしたが、あまり使用しない方向けのプランが追加されたことは好印象です。
しかもLINEの使用にあたってはデータ通信量をカウントしないと言う特徴もありますので、LINE電話やLINEビデオ通話と言った通信量が多くなるサービスも遠慮なく利用できる所も大きなメリットの一つと言えます。
楽天モバイル
月額料金 | 0円〜3,278円 |
データ通信量 | 0GB〜無制限 |
通話料 | 無料(Rakuten Link使用時に限る) |
スマホ販売 | 有り※機種も豊富です |
テザリング | 利用可能 |
通信方式 | 4G/5G |
契約事務手数料 | 無料 |
楽天モバイルの特徴は使用量に応じて料金が変動するプランになっている所です。
なんと1GBまでなら無料!筆者のような引きこもりには本当にありがたいプランです。
続いて1GB〜3GBまでなら1,078円、3GB〜20GBまでなら2,178円、それ以上は3,278円です。
またiPhoneも唯一Appleと同じ価格で購入できます。※他キャリアはAppleより高い。
但し、新しいキャリアのため電波がまだ弱く使えない所が沢山あります。
従来は楽天モバイルの電波でカバーできないエリアはパートナー回線(au回線)を利用してましたが、ここ最近はパートナー回線が使えないエリア(主に関東)も出てきております。
そこが唯一の弱点でプランやサービスは本当に魅力的なもので筆者も契約しております。
結局どのサービスを選べばいいの?
サービスはお客様のスマホの利用頻度によります。
ゲームや動画を沢山見る方、テザリングでiPadやPCと接続したり、電波も安定したサービスならahamoかLINEMOの20GBプランがおすすめです。
あまり利用しない方はLINEMOか楽天モバイルがおすすめです。
今一度ご自身が毎月どの位スマホの通信量を利用しているか見直して、適切なサービスを選択するのがよいのではないでしょうか。
筆者としては電波さえ問題なければ楽天モバイル一択だと思っております。
電波も2021年中には人口カバー率96%へ拡大される見込みです。
エリアはこちらのリンクよりご確認いただけますので、契約前にご自身の活動エリア内が圏内かを確認してから契約に進むのがベストです。
以上となりますが、筆者は携帯電話業界に10年以上勤めておりましたので、ご不明な点があればTwitterでDMを頂ければ可能な範囲で適切なサービスをご提案致します。
もちろん費用などは頂きませんので、ご安心下さい。
もしご相談頂く際はご自身のデータ使用量を事前にお調べ頂けると幸甚です。
それでは良きスマホライフを!